冬を乗り切る養生「ツボ」

2017/12/02
背中ツボ

★冬の養生ツボ 三陰交(さんいんこう)と風門(ふうもん)

▼三陰交

効用:生理痛や更年期障害など婦人科系疾患に効くツボとして有名ですが、泌尿器科や冷えなどにも効果が高いです。

場所:内くるぶしの大きな骨のアキレス腱側の際を膝に向かってなぞっていくと少し凹んで圧痛のあるところです。内くるぶしの出っ張りから手の指4本分の距離が目安。

▼風門

効用:東洋医学ではカゼの入り口とされる「風門」。風邪や頭痛、肩こりなどが適応症と言われています。カイロやお灸、ドライヤーなどでカゼの出入り口を温めることで、予防にも治療にも効果を期待出来ます。

場所:首の付け根で一番出っ張った背骨が頚椎7番ですが、その下の胸椎1番、2番と下がり3番との間から両横数センチの場所にあります。(写真も参考にしてください)

※風門ツボでのカゼ予防には「点」だけでなく周囲含め「面」で温めることを試してみると良いと思います。マフラー、カイロ、ドライヤーなど。
※お灸は、熱がじわ〜っと手にしみわたる感覚を確かめて下さい。(チリチリした痛い感じがする場合は外します)

※ 鵠沼こうの鍼灸院では、鍼灸治療だけでなく季節に応じた食養生法や運動療法もご紹介しています。