12月に入り寒さもいよいよ本格化、朝晩だけでなく日中も体が縮こまるようになってきましたね。
暦は、これから「大雪」12/7頃→「冬至」12/22頃→「小寒」1/5頃→「大寒」1/20頃と進み寒さが極まります。
古くから「冷えは万病のもと」と言われるように、寒さで身体の活動エネルギーが消耗されると様々な不調が現れやすくなります。寒さ・乾燥でインフルエンザや食中毒のウイルスも蔓延しやすく、身体の内からも外からも「防寒」対策が大切です。
今回・明日で、寒さから身を守り冬を乗り切るための食材の効能と鍼灸のツボをご紹介します。
本日は冬の味覚と効用についてです。
★冬の味覚と効用
冬が旬となる食材の効用を挙げてみます。日々の献立に役立ててみて下さい。
▼身体を温める食材
①ねぎ:身体を温めて発汗を促す効能があります。鍋物には欠かせません。
②人参:五臓(内蔵)を温め全身を滋養します。血行促進効果もあり。
③ぶり:血行促進効果。ぶり大根などは生姜の温め効果も加わるのでおすすめのレシピ。
その他、「りんご」や「みかん」にも身体を温める効能が含まれています。
▼身体に冷えを溜めない食材
(冷えのもととなる身体の水分排出を促す利尿効果のあるもの)
①ごぼう:腎機能を高め利尿効果があります。
②きゃべつ:胃腸や腎機能を整える作用で水分代謝を促す効能があります。
③大根:消化促進と利尿効果あり。大根のはちみつ漬けは風邪に有効。
明日は、冬を乗り切る養生ツボをご紹介します。
※ 鵠沼こうの鍼灸院では、鍼灸治療だけでなく季節に応じた食養生法や運動療法もご紹介しています。